蒼い空とエメラルド・グリーンの海。自然から放たれるエナジーと神聖な空気が充ちる神秘の国・沖縄から、初のヒーローが誕生した。
海の向こうの理想郷“ニライカナイ”からやってきたマブイ(魂)の戦士……。その名は、琉神マブヤー!
マブヤーは、ウチナーンチュ(沖縄人)に必要不可欠な七つのマブイを護りながら、琉球に新たな帝国を築こうとする悪の軍団マジムンの野望を阻止するために立ちあがる。マブイを込めた必殺技、スーパー・メーゴーサーで悪の野望をうち砕け!!
敵を倒すというヒーロー物のお約束を覆し、琉球空手の神髄“空手に先手なし”を生かして、決して敵の命は奪わない。“ちむぐくる(相手を思いやる)”と“許し”の精神をもった、前代未聞の“真のヒーロー”だ。
08年10月、沖縄でTV放映された『琉神マブヤー』は沖縄の歴史や文化、ウチナーンチュの大らかな精神性に特異な方言(一部字幕対応…これがポイント)などを大胆に取り入れたローカル色豊かな面白さがうけた。しかもマブヤーの斬新なヒーロー性と、ハブデービル、マングーチュ、戦闘員クーバーら、ゆるキャラ度120%の悪の軍団マジムンの人気とも相まって、沖縄では子供からおじぃ、おばぁまでもが知るヒーローとなり、ディアマンテスが歌い上げる主題歌も大ヒットした。
真の正義とは何かを問い、ウチナーンチュの誇りとアイデンティティーを再発見させてくれた「琉神マブヤー」は大人気となり、続く「琉神マブヤー外伝」が09年10月からTV放送された。このシーズンでは危機一髪のマブヤーを助けるため、ニライカナイ第2の勇者・龍神ガナシーを新たに登場させ、驚異の最高視聴率17.6%をたたき出した。
こうして沖縄の子供のみならず大人をも巻き込んで一大ブームを巻き起こした「琉神マブヤー」は、豪華キャストによる全国区の映画版へと、この度グレード・アップを果たした。
出演者は沖縄出身の人気スターを中心に、新たな作品世界を構築させるためのキャストが結集した。
マブヤーに変身する青年ウルマには、多くのバラエティ番組に出演し、ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」などに出演の山田親太朗。ウルマの同僚でガナシーに変身するサイオンにはDA PUMPのリーダーで仮面ライダー・シリーズの熱烈ファンでもあるISSAが扮し、ニライカナイからのWヒーローを決める。更に驚くなかれ……秋田のご当地ヒーローとして大活躍中の超神ネイガーとの“ゆいまーる(共同作業)”が実現。3大ヒーローの揃い踏みには、誰もが思わず歓喜するはずだ。
マドンナ的存在のキュートな美女アイリには、アメリカ生まれで沖縄育ちのモデルとして活動した後、現在は台湾のドラマやCMなどで女優としても人気の福本ジュディ幸子が爽やかに演じている。
ギャグ連発の個性派キャラクターには、人気お笑いタレントたちを配した。マジムンの首領ハブデービルには、映画監督や作詞にも挑戦する個性派のゴリ(ガレッジセール)が扮し、相方の川田(ガレッジセール)は学校の先生役でとぼけた味を披露。ウルマとサイオンを見守るガジュマルの樹の精キジムンには、沖縄で人気を博す長浜之人(キャン×キャン)があたった。
またTVシリーズの人気キャラ、おばぁ役には、映画『ナビィの恋』やTVドラマ「瑠璃の島」などで活躍する、沖縄を代表する女優・吉田妙子が扮し、TVシリーズを通して唯一連続出演を果たした。
監督は東野圭吾原作『変身』や、テレビシリーズ「ウルトラマンメビウス」のメイン演出で知られる佐野智樹。従来の枠に収まらないヒーローを生み出すことに成功した。脚本は新作「美男(イケメン)ですね」など、舞台を中心にマルチに活躍する福原充則。今回初の映画脚本ながら、沖縄に残るマブイの伝説とマブヤーたちの活躍を融合させ、感動を呼ぶストーリーを書き上げた。
沖縄が満を持して放つ“琉神マブヤー”、話題になることは間違いないニュー・ヒーローの誕生だ!
遥か、はるか昔の琉球……。悪の軍団マジムンは、ウチナーンチュを日々苦しめていた。祈祷師と民は必死に祈り続けた……するとその願いがニライカナイに通じたのだろうか、民の中にいた若者の体にマブイが入り込んで琉神マブヤーに変身した。マブヤーの圧倒的なパワーに押されたマジムンのハブデービルは、「我々は人間どもの心の中から生まれた存在だ。いつか必ず復活してやる! その時は、ウチナーをマジムン王国にしてやるぞ」と不敵な笑みを浮かべて姿をくらました。
時は流れて現代の沖縄。小学校でウチナーンチュにとって大事なマブイの授業が行われていた。北斗七星の七つの星「勉、健、食、勇、忠、忍、情」は、ウチナーンチュの体に宿る七つのマブイを示していた。そのマブイは、転んだり驚いたりするだけで落ちてしまい、もし落としたら、体の具合が悪くなったり、無気力になってしまうという。その頃、沖縄を嵐が襲い、悪の軍団マジムンが数百年ぶりに復活を果たし、自然を破壊する人間たちのマブイを奪って、沖縄をマジムンの王国にするために活動を開始していた。
ヒーローに憧れる青年ウルマは、ヒーローショーを興行する「琉球アクションクラブ」に入って頑張っていたが、バク転もできない運動オンチのため、仲間たちから叱られてばかり。特にヒーロー役を演じるサイオンは、子供に夢を売るヒーローショーを大切に思っていたため、厳しい忠告をした。そんなウルマをいつもかばってくれるのが優しいアイリだった。
そして「仮面シーサー」ショーのリハーサル中、派手に投げ飛ばされたウルマにおばぁがマブイグミをすると、なぜか琉球を護る琉神マブヤーのマブイが入ってしまった。
まもなくマジムンがヒーローショーに乱入してくると、見違えるような運動神経になったウルマは天の声を聞き、琉神マブヤーに変身!
マジムンはそそくさと去ってゆくが、今度はウルマの前にガジュマルの樹の精キジムンが現れた。彼はマブヤーについて説明した。マブヤーのマブイが人間に乗り移り、それから何代にもわたってマジムンと死闘を繰り広げてきたという。そしてウルマこそ、現代の琉神マブヤーになったことを教えてくれた。キジムンは600年もの間、マブヤーの付き人をしてきて、今度はウルマの付き人になるという。
一方、ウチナーンチュの景観の様変わりや文明社会に驚いていたマジムンは、夜空に浮かぶ七つのマブイスターを奪おうとジンベイダーを呼び寄せた。ジンベイダーは、宇宙に輝く七つのマブイスターを巨大な口で吸い込むことを画策。まず「勉」を吸い取ると、ウチナーンチュは次々に気力を失い自堕落な人間に変わっていった。
その頃、マブヤーの活躍を見て本物のヒーローになりたいと願っていたサイオンは、仮面シーサーのコスチュームを着て、単身マジムンに戦いを挑むが、怪人ハブデービルによっていとも簡単に海に叩き込まれた。海中に沈んでゆくサイオンの心に何者かの声が響いた。
「おのれの命を賭けて戦う勇気があるか……」 サイオンが「ウチナーのために戦う!」と決意したとき、彼の体の中に新たなマブイが入りこんだ。
悪の軍団マジムンの前に苦戦するマブナーの前に、サイオンが変身した龍神ガナシーが颯爽と現れた! 果たしてマブヤーとガナシーの2大ヒーローは、大混乱に陥った沖縄を救うことができるのか……?
しかしマブヤーとガナシーはこのとき、想像を絶する大ピンチに直面することを、まだ知らなかった……。
| マブイ・マブヤー | 魂 |
|---|---|
| ウチナー | 沖縄本島 |
| ウチナーンチュ | 沖縄人 |
| マジムン | 沖縄に伝わる悪者、悪霊の総称 |
| マブイグミ | 落とした、あるいは無くしたマブイを体に戻し入れること |
| ちむぐくる | 相手を思いやる心 |
| メーゴーサー | げんこつ |
| たっぴらかす | 叩きつぶす |
| ニライカナイ | 海の向こうの理想郷 |
| ティーダヤーチュー | 太陽のお灸 |
| ターチヤーチュー | ダブルのお灸 |
| ゆいまーる | 共同作業 |
| 七つのマブイ | 勉、健、食、勇、忠、忍、情 |
| だじゃく組合 | 乱暴者の組合 |
|---|---|
| 成敗こぐ | 退治する |
| 豪石(ごしゃぐ) | 怒る、叱る |
| キリタンソード | きりたんぽ状の刀 |
| ブリコガン | 秋田の県魚ハタハタ型の銃でブリコ(卵)を発射 |
陶芸見習いの青年カナイは平凡な22歳。ある日マブイグミ(魂を込めなおすこと)によって琉神マブヤーの魂を宿したことで、ヒーロー・マブヤーとして沖縄を守ることになる。
沖縄人の大切な魂(マブイ)を奪って人々を混乱に陥れようと企むマジムン軍団ハブデービルたちと、マブヤーの戦いが始まった・・・!
沖縄県の大ブレイクしている人気ヒーローシリーズはここから全てが始まった!
沖縄の平和を守る神が住むといわれる「チルダイ森」。森の大主を目指し修行している「じんぶんぺーちん」からいろんなことを習い大きくなった「ユンタ」と「ゆい」は、ある日マジムンの復活により沖縄に伝わる昔話の心<マブイバナ>が消えかかっていることを知る。
マブイバナを体内に1日だけ収める能力のある「ユンタ」とマブイグミの力が強い「ゆい」は、沖縄の心を守るためマジムンに立ち向かうことを決意する。2人の勇気は伝説のヒーロー「琉神マブヤー」を呼び、沖縄を守る物語が始まった。
琉神マブヤーの活躍によって宿敵ハブデービルの野望は阻止され、マジムン台風は消滅した。
沖縄中に散らばったマブイストーンと引き換えに、今まさにデージ強力でハゴーな敵との戦いの幕が開かれる・・・。




























